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それでは、仕事のこと

それでは、本題の仕事のことを少しずつ。
まずは、職歴から行きましょうか。(就職活動みたい)

4大卒業後、とあるユーザー系システム会社に就職し、10何年かSEをやりました。
SEと言っても、やることは会社によって全然違うと言ってもいいかもしれません。
同じ会社でも違うくらいですからね~。

私の場合は、決済系の大規模基幹システムのお守りを長いことやりました。
何か、例えば法律やら制度やらが変わることがあると、それによる影響を調べて、対応する。
新商品を作るとそのための対応をする。会社が合併するとその対応する。

ココでいう「対応」ですが、主にユーザーや他プロジェクト等との調整を行い、
「何を作るか」を決め、費用・スケジュールの概算を出し、計画を協力会社さんに伝えて、
実作業(プログラミング・テスト)をしてもらう。その上で、出来上がりを査納する。
途中、予定通りに進まないことが出てきたら、それに対する手を打つ。etc.
パッケージを導入することもありますが、私の関わったのは殆ど自社オーダーメイドです。

ま、こんな感じですから、実際にやっていたのは、業界でいう、上流工程・要件定義と、
総合テスト計画を作るのと、スケジュール管理・品質管理を主にしていたっていうところでしょうね。
なので、実は、殆どプログラムは書けません。新人の時には書いたけれど。
概要設計書はなんだかんだ言って、結構書いたかな?

正直、現場では、やや浮いていました。
というのは、どうしたら、もっとスリムで美しいシステムに出来るかということを四六時中
考えていたり、お客さんであるところのユーザーが実際にどういう仕事をして本当は何を
したいのかを勉強しようとしたりしていたから。

それを好意的に見てくれる上司も稀にいましたが、「余分なことは考えなくていい」と言う
人も多かったです。「ツギハギでもいいから、なるべく現行に手をつけるな」というのが主流
でしたし。ついでに言えば、「なるべく要件はユーザーに決めてもらって責任を取ってもらえ」
という風潮もありましたしね。

でも、例えば、建築家はお客にどういう家に住みたいかということを語ってもらって、
良いと思うデザインを提案していきませんか?

耐震性と費用とのバランスをどうしますか?ということは訊いても、
柱は何本にしましょうかとか、釘は何センチにしましょうか?なんて訊きませんよね?
でも、ウチはそのレベルのことをやっていました。

でも、それは違うと思うんですよね。
とあるユーザー部の部長サンと話した時に意見の一致をみたのですが、
ユーザーが語る夢や業界の方向性に対して、システムについては最適解を探しながら
ソリューションを提案していく、それが自分達の責務じゃないか と思っているので。

だから… 結構、部の風潮を無視していました。
ただ、煩型のユーザーの信頼を得ていたことと、起こしたトラブルがごくごく少なかったことと
スケジュールや費用のオーバーがほとんどなかったこととで、目こぼししてもらっていた感じです。

途中、今までの方向をがらりと変えようとするお偉方が現れ、すこうしばかりやってきたことが
認められるようになりました。(それが、躓きのはじめと言えば、はじめだったのですが。)

外部のエキスパートをメンターにつけてもらい、勉強しつつ、オブジェクト指向を利用した業務
のモデリングも担当してみたりしました。しかし、これの実務展開は虚しかったです。
会社には、私のために随分お金を使ってもらいましたが、還元できなかったな~。

部長と副部長しか理解してくれない物を作って何になるのだろう?
それ以外にもかなり色々なことで悩みました。その時の自問自答は、解決できずに今に至って
います。ただ、レガシーマイニングの武器になることは理解できます。本当にシステムモデル
を作れれば…の話ですけれどもね。

退社した今でも、実は、この××(私の元の業界の名前の伏字)システムモデルを作ろうと
あがいています。別の社の、「これぞプロ!」という、尊敬する仲間も応援してくれていますし。

そんなこんなが、私のやってきたSEの仕事の概略です。
すっかり長くなってしまいました。ご静聴(?)ありがとうございました。

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by romy_k | 2006-12-30 21:58 | jobs