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ふと、感じたこと

かなり微妙なことなので、
言葉に綴ってしまって良いことかどうか
よく判らないのだけれど。


ねろぴんが亡くなってしまって、
それはもう悔しいし哀しいし
諦めもつかないし… なのだけれど。
喪失感は甚大なんだけれど。

あえて強引に言ってしまうと、
治療にも彼との関係にも悔いはない。
そりゃ、100%迷いがない なんてことは
もちろんないんだけど。

もっと色々遊んでやれば良かったとかは
すんごく悔やまれたりもするんだけれど。

上手く言えないんだけれど、
本質的な繋がりのところで
彼との関係には悔いはない。

彼は私の愛情に自信を持っていて
微塵も疑いはしていなかったと思うし、
濃やかな感情の繋がりを持てていたと思う。

私にとっては、これ以上に
深い関係はないんじゃないかな。


それが前提にあって。

昨日も帰宅途中、「哀しいなあ。寂しいなぁ。
なんで、こんなに早く逝っちゃったんだろ。
役目、まだ残ってるのに、終わりなんて。」
と思いながら、ふと、あることが頭に浮かんだ。

「もしこれがルポだったら。
私はもっと後悔するんじゃないだろうか?」


もちろん、ルポのことを愛している。

可愛いし愛おしいし、実際に構っているのは
ネロよりむしろルポの方だった。

だけど。 なかなか表現しづらいんだけど、
1対1の精神や感情の繋がりみたいなものは
ルポとの間はちょっと弱いように感じるのだ。

もっとしっかりこの子と向き合って、
悔いのない関係を築いていきたい。


それにしても。

人と人とはもちろんだけど、
心あるもの同士の関係というのは、奥が深い。
# by romy_k | 2011-01-27 23:02 | diary

涙雨

先月・今月と晴天続きの我が地区。

一昨日・今日と、夕方から夜にかけて
道を濡らす程度の雨が。

涙雨みたいで、ちょっとしんみり。



ねろぴん、お骨になってしまった。

やっぱり薬って、強いんだなあ。
キレイなシッカリとした骨だったけど、
少しばかり痛んでいた。

最後の最後まで強い薬を使い続けていたら、
きっとボロボロになってしまったんだろう。

(そういえば、白血病で闘病した叔父の骨は
随分と溶けたようになってしまっていた。)

もし薬を続けていたら数日の違いは
あったのかもしれないけれど、
薬を止めて良かったんだろうな。
苦しみを延すことは本意じゃないから。

かといって、全く使わなければ良かった
と思っているかというと、それも違う。

最後の3ケ月の彼をみていた自分からすると、
薬を使わなければ、発覚から半月程で
いなくなってしまった可能性が高い。

1ケ月ちょっとだったとはいえ、
元気に歩きまわり好きなものを食べた
あの時間を確保できたのは大事だったと思う。


気持の整理はまだまだできないけれど。
ねろとの想い出を大切にして生きて行こう。

ひとまず今は、思いっきり嘆かせてもらうよ。
# by romy_k | 2011-01-26 22:46 | diary

一夜が明けて

逝ってしまった最愛の子、
誰も、そう何者も、彼の代りにはならない。

でも。 私にはのこされた子がいて、
その子に対する義務と責任がある。

こういう時。 責任がある というのは、
救いなのかもしれない。



息を引き取って。 
ネロがモノに変わってしまった と
感じたのは辛かった。

もう私に応えてくれる彼は存在しなく
なってしまったんだよなぁ。


ネロは綺麗好きな子だった。
汚物まみれでも平気なルポは
よく怒られていたっけ。

だから。必死に洗った。
年末に買ったバスロープ、
使うの1回きりになってしまった。


モノになってしまった と言っても
彼の身体は愛おしい。

けど、むやみやたらに触れるのは
何か憚られる。

彼の安眠を乱す気がするのかな。

新しいタオルに包み寝かせた後は、
抱いたら悪い気がして、
香を新しくする度に そっと
頭を撫でさせてもらっている。



眠れぬ徒然に 
犬ブログを読み返してみた。

本当に元気で明るく思量深い子だった。

病気の私を支える 
それが彼の使命だったんだろうか。

それなら、未だこんな危なっかしい私を
置いていってしまっては、
使命を果たせていないだろうに。

それにしても。 最初に開設したブログの
サイトがいきなり消滅して
データを残せなかったのは残念だ。

一昨日・昨日・今日、思い出す大半は
ねろを引取ったばかりの日々。

記憶にしっかり残っている それが
大事なのかもしれないけれど、
追確認したいというのが本音だ。



ネロの写真を整理してみようと思い立ち
去年の分を眺めていて驚いた。

晩春から秋にかけてが無い。

ちょうど夫がプータローだった時期だ。

時間のある彼に世話を任せていた
というのもあるけれど、

自分の体調と忙しさと心の余裕のなさに
埋もれて、ネロ・ルポとの過ごし方が
雑になっていたのかもしれない。

風呂で毎晩内緒話して一緒に眠って
寛ぎタイムには撫でて…

コミュニケーションは取っていたつもり
だったから、気づいてなかった。

この時期、手を抜いていなければ
何かが違ったのだろうか?

変わらないかもしれないし、
今更悔やんだって仕方ないと思いつつ
それが少しばかり悔やまれる。

家庭の和を尊ぶ彼に心労かけちゃった
かもしれないことと一緒にね。

だからこそ、遺された3名、
仲良く暮らしていかないと
ネロに怒られちゃうな。



考えるのを避けてきたけれど、
ネロのお葬式を決めた。

明日の夜、焼いてもらう。

その後どうするかは、
心が固まった時に決めよう。
# by romy_k | 2011-01-25 12:35 | diary

長い夜

ねろが逝ってしまって。
長い夜を過ごしている。

寝るべきなんだろうけど、
今患っている副鼻くう炎と気管支炎で
横になると咳きこむこともあり眠れない。


ひたすらお香焚いて
(伽羅・沈香を聞くんじゃなくて焚きまくり)
リヒター指揮のマタイ受難曲かけながら
(できればこれで落ち着きたいかな と)
ねろの写真を眺めている。
(見ずにはいられない)

本当に愛しい子だったなぁ。
どっちが保護者か分からないくらい
飼い主想いの良い子だっだ。



闘病中は、おおらかに・おだやかに・明るく
に努めていたけれど、今晩は泣いてもいい。
そう思うけど、昨晩よりは涙は出ないかも。

(昨晩、ねろのにおいが変わった時には
本当に哀しく、独り涙がとまらなかった)

息を引き取った時、お風呂で清めて上げた後、
そしてもう1回と計3回号泣したからか。

まだ、実感が湧いていないのかもしれないね。



この先、ねろのいない夜を何度過ごすのかな。

いずれは日常になるのかもしれないけれど、
途方もなく寂しい道のりに思える。

我儘言っちゃいけないのかもしれないけれど、
本当にもう1度かあちゃんの家の子に生まれて
きてくれないだろうか。

そうであれば、来るべき出会いに備えて
頑張れるんだけど。
# by romy_k | 2011-01-25 04:26 | diary

哀しみ

私の最愛の存在が逝ってしまった。
奇跡は起こせなかった。

悔いるべきかもしれないが、
治療に悔いはない。

だが。

こんなに早く別れることになるなら
もっと…と思うことはたくさんある。

彼の6年半のうち、
私が仕事をしていたのは2年。
それは生活のため仕方ないとしても、
残りの4年半、自分が具合悪いことが
多くて、かなり悔いの残る過ごし方を
してしまった。

もっともっと、
いい時間を積み重ねたかった。

ごめんね、ねろ。
そして、本当にありがとう。

最後に尻尾振ってくれて嬉しかったよ。

もしも。かなうなら。

もう1度かあちゃんの子に生まれてきて
くれないかな。

お前が居ない世界を生きて行く自信がない。

そうはいっても、明日明後日それ以降と
ありきたりの時間が過ぎて行くのだろうけど。



るぽ、いろいろ我慢させてごめんね。

お前に兄ちゃんに対して残した悔いを
繰り返さないよう努力するよ。
# by romy_k | 2011-01-24 19:54 | my family